差別化戦略 2025.12.07
埼玉県にある株式会社山岸工業。
自社ブランド「コタエルハウス」とともに、地域のお客様に寄り添いながら「ちょうどいい家」を提案している地域密着型工務店です。
私たちがホームページリニューアルのご相談をいただいてから、約10か月。
会社を知れば知るほど、山岸工業様の根底には 100年企業としての“心の永続” があることに気づかされました。
そして、ただのWebリニューアルではなく、
ブランドの本質を未来へ継続する取り組み が必要だと実感したのです。
まず取り掛かったのは、既存サイトと流入状況の解析です。
GA4や地域密着型住宅ポータル「ドコタテ」からのアクセスデータを詳細に分析。
一般的なWeb解析の基準ではなく、
地域密着工務店に特化した 「標準値」 に照らし合わせて
強みと課題を浮き彫りにしていきました。
同時に、お施主様や現場スタッフ、営業担当者の声も収集し、
ブランドの 「お客様視点」での魅力整理 を進めました。
「ヒアリング」に時間をかけ、寄り添い、イメージを重ねる。
差別化戦略とは、コンサルが与えるものではなく、
自社の伝統のコアにある 人間性豊かな心 を言語化することだと考えています。
分析とヒアリングを重ねる中で、外部環境の大きな変動も見逃せません。
2025年、ついに人口ピラミッドの主役が入れ替わります。
「昭和世代」からミレニアム世代(ゆとり世代)+Z世代が多数派に。
価値観は劇的に変わり、
それに伴う情報収集の方法も変化します。
詳しくはこちらの記事でまとめています。
地元工務店が生き残るには
👉【共働き世帯『ダブルス夫婦』の価値観と家づくり】
この変化に対応できなければ、
「選ばれるべき情報」を伝えられない工務店が増えるのは必然です。
だからこそ、
「だれに」「どう伝えるか」 が最大の課題だったのです。
コタエルハウスが届けてきた家には、
数字や性能だけでは語れない 「ぬくもり」 があります。
そこで、Web設計の思想も大きく変えました。
例えば 「お問い合わせフォーム」。
一般的なWebコンサルティングでは、
最短導線・効率化・フォーム到達率が重視されます。
しかし──
それは、山岸工業様には当てはまりません。
創業100年。
地域から深く信頼されてきた企業だからこそ、
心が通う導線でなければ、
山岸工業様らしい価値は伝わらない。
そこで今回は、
誠実さが伝わるフォーム導線 を設計しました。
最短ではない。
でも、心が通う。
その一手間のおもてなしこそが差別化です。
さらに、
サンクスページ にも真心を込めています。
「お問い合わせしてよかった」
入力いただいた瞬間に安心感が芽生え、心からそう感じていただける。
家を“売る”のではなく 関係を育む Web体験 が大切だと考えています。
山岸工業様の企業風土を知るほどに、私はこう思いました。
ここには、老舗の心 がある。
どれだけ時代が変わっても、
住まわれるご家族を大切にしてきた「おもてなし」は変わらない。
懐石料理のように、
一品一品に込められた心遣い。
そんな体験をWebでも感じていただけるよう設計しています。
流行を追うのではなく、
誠意を積み重ねてきた企業だけが持つ、
伝票に載らない付加価値 を伝えるために。
株式会社赤福様は創業300年以上。
これほど長く人々から選ばれる企業には、必ず“理由”があります。
それは、商品が良いからだけではありません。
お客様の人生に寄り添い、
喜びや願いに真摯に向き合い続けてきた 「心のあり方」への共感。
その努力と誠意の積み重ねこそが、
老舗のブランド価値をつくるのだと思います。
山岸工業様との打ち合わせでも、私はその 「心」 を強く感じました。
住まわれるご家族の未来を思い、
誠実な家づくりを続けてきた企業にしか宿らない
“企業文化”をくみ取り言語化したい。
100年企業の歩みは、すでに200年へ向かっています。
私たちは、その未来を
Webという新たな舞台で継承していきたい。
今回のリニューアルは、
単なるホームページリニューアルではありません。
✔ 愛され続けてきた理由を可視化する
✔ 次世代へ届ける価値に変換する
✔ “選ばれ続ける企業”としての土台を言語化する
山岸工業様の 「心の継承」 を形にする取り組みです。
100年の歴史から、
そして、100年後の「ちょうどいい家」へ。
そこには、お施主様ご家族の笑顔が広がり、
地域のみなさんの笑顔が輝いていると信じています。
山岸工業様の未来を、
共に創っていけることを誇りに思います。
地域密着型住宅会社のWEBマーケティングに特化したサポート
株式会社エムエーエス(ゼンリン東海)
関東圏担当 内田 博貴
