差別化戦略 2025.12.18
こんにちは。
過去に「工務店の生き残りをかけて」というテーマで、反響低下の要因を投稿してきました。
結論から申し上げますと、人間力を言語化した差別化戦略の不在と分析しております。
今回はその差別化が「本当に伝わっているか」を測るための指標として、
GA4とイベント計測を使った実践的な基準値をお伝えします。
感覚や経験だけでなく、
数字から“今のホームページの信頼度”を読み解く視点です。
まず、必ず確認していただきたいのが
アクティブユーザーに対するリピーター比率です。
目安は
リピーター率10%以上。
これは広告流入・自然流入を問わず、
反響が安定している住宅会社に共通して見られる傾向です。
なぜ、ここが重要なのでしょうか。
住宅は
「見てすぐ問い合わせる商品」ではありません。
多くのお客様は、
という行動を取ります。
理由は人生最高額の商品を購入するからです。
家を買うことは、当たり前ではないと思うのです。
この「もう一度見に来る」行動こそが、
将来の来場・契約候補です。
リピーターが極端に少ないサイトは、
可能性が高いと言えます。
次に見るべきは、
リピーターの平均滞在時間です。
理想は
2分以上。
ここは非常に重要なポイントです。
人は原稿用紙1枚分(400文字)ぐらいの話が聞き取りやすいといわれています。
読む場合は、原稿用紙2枚分弱(約600~800文字)がしっかり読める範囲と思います。
これが、約2分間なのです。
さて、リピーター数が多くても、
場合、
「とりあえず覗いただけ」の比較行動に留まっています。
実際の現場でも、
住宅会社の情報理解が浅い来場客は、
契約率が明確に下がる
という傾向がはっきり出ます。
滞在時間が長いということは、
というサインです。
そして、事前情報をしっかり情報収取した顧客は、
営業と対話するスタート地点に違いがあります。
「あっ、ブログの人」「動画に出てた人」と、顧客に初対面の時に感じさせれば、
WEB戦略がうまくいっているチェックポイントとなります。
いきなり初対面の顧客から「○○さん、釣りがお好きなのですね。」と言われた場合は、
WEB上の顧客接点が成功しており、実質的に2回目の面談となっているのです。
ホームページを成功させるコツをお話しします。
それは、そのホームページが「最初は信頼されていない」という意識を持つことです。
そのためにGA4では、
リピーターがどのページを見ているかを確認します。
特に注目すべきページは、
これらを見ずに来場している場合、
温度感の低い見学になるケースが多くなります。
つまり、
商品は見ているが
「会社そのもの、または建てる人」を理解していない状態です。
これでは、商品力競争に陥り、性能競争に陥り、最後は価格競争と納期競争になってしまいます。
相見積もり突破するには、人間力、すなわち「人」で差別化することが、競争優位に立つ条件の一つです。
年間建築棟数が30棟ぐらいまでは、人間力を前面に。
30棟を超えてくる場合は、自社コンセプトの商品を交えながら差別化してゆきます。
理由は、30棟以上になると、新人営業とベテラン営業の格差が生まれ、契約数と人材育成に伸び悩みます。
自社商品であれば、売る範囲が決まるので新人営業でも売りやすくなります。
売る範囲が決まれば、その商品が欲しい顧客を集客すればよくなります。
顧客ニーズ(カスタマイズ)に対応できる引き出し(経験と知識)がなくても売りやすいのです。
ここで、ぜひ立ち止まって考えていただきたいことがあります。
貴方は今の会社概要を見て、
数千万円〜億単位のお金を払う決断ができますか?
これは顧客視点での点検です。
ただの会社情報の羅列では、
信頼は生まれません。
常にホームページは「自分だったら・・・」という顧客視点での、時代の価値観に照らした情報点検が必要なのです。
GA4の数値は、単なるアクセス解析ではありません。
「この会社は信頼されているか」を可視化する指標です。
「良い顧客を獲得できる反響」が安定している工務店には共通点があるように感じます。
これらが揃っているサイトは、
「比較され、理解され、信頼された上で、選ばれて来場」されています。
逆に、数値が伸びない場合は、
集客や広告以前に、信頼に足る情報が不足している可能性が高い。
最終的にお客様が決める理由は、
性能や価格ではなく、
「この会社なら任せられるか」
「この人たちと家づくりをしたいか」
GA4は、その答えを数字で教えてくれます。
まずは自社サイトを顧客の目線で見直すこと。
そこから、反響改善は始まります。
地域密着型住宅会社のWEBマーケティングに特化したサポート
株式会社エムエーエス(ゼンリン東海)
関東圏担当 内田 博貴
