差別化戦略 2026.03.11
千葉県の工務店様の中には、ここ最近、
「以前より来場が減ってきた気がする」
「資料請求はあるのに、以前ほど熱量を感じにくい」
「契約までの歩留まりが落ちている」
そのような変化を感じている会社様もあるのではないでしょうか。
特に2025年の大型連休、ゴールデンウィークやお盆休みあたりから、反響の質やリピーターの動きに変化が出ている印象があります。
体感としては、
来場が減った、契約が減った
という形で表れやすいのですが、その手前で起きているのがリピーターの減少です。
注文住宅は、高額で、人生の中でも大きな買い物です。
だからこそ、多くのお客様はすぐには決断しません。
ホームページを何度も見返しながら、
などを確認し、少しずつ「この会社は信頼できそうか」を見極めていきます。
実際に、私が顧客企業様のGA4を解析すると、
リピーターが右肩上がりで増えている会社と、
右肩下がりで減っている会社に、明確に分かれる傾向があります。
そしてその差は、やがて
として表れてきます。
つまり、リピーターの獲得は、来場を増やすための大きな第一歩なのです。
住宅購入を検討するお客様は、想像以上に丁寧に情報収集をしています。
たとえば、次のような点です。
こうした情報を行き来しながら、比較検討を重ねています。
特に、2拠点生活を希望するお客様は、
「家を建てる」ことそのものよりも、
といった、暮らしの質を重視する傾向があります。
そのため、性能や価格だけでは決めきれず、何度も情報を見返しながら、自分たちに合う会社かどうかを慎重に判断していきます。
2拠点生活を希望する顧客に注目したい理由は、単なるトレンドではなく、住宅会社にとって相性の良い顧客特性があるからです。
2拠点生活を検討できる方は、一定以上の収入や資産背景を持っているケースが多く、住まいに対しても価格だけで判断しない傾向があります。
もちろん、コスト意識がないわけではありません。
ただ、単に「安い家」を探しているのではなく、
といった、価格の先にある意味まで見ている方が多いのが特徴です。
そのため、性能・デザイン・立地・暮らし方提案を丁寧に伝えられる会社ほど、選ばれやすくなります。
2拠点生活を考える方は、単に家を増やしたいのではなく、
暮らしの質を高めたいという想いを持っていることが多いです。
たとえば、
こうした価値観を持つ方は、住宅を「箱」としてではなく、人生を整える場所として見ています。
だからこそ、スペックの比較だけではなく、
その住まいでどんな時間が流れるのか、どんな気持ちで過ごせるのか、という感性に寄り添った提案が響きやすくなります。
千葉県の大きな魅力は、首都圏に近く、通勤や移動の利便性を確保しやすい一方で、海・緑・空の広がりといった自然環境にも恵まれていることです。
つまり千葉県は、
という、2拠点生活との相性が非常に良いエリアです。
大企業や優良企業が多い首都圏近郊で働く方にとっても、
「完全に都市を離れる」のではなく、
利便性を保ちながら、暮らしの質を上げられる場所として、千葉県は魅力的です。
この立地特性は、単なるエリア紹介ではなく、
千葉県だからこそ叶えやすい暮らし方の提案として打ち出せます。
もちろん、断熱性能や耐震性能はとても大切です。
ただ、比較されやすい指標だけで勝負してしまうと、最終的には
「同じ性能なら、安い方へ」
「同じ性能なら、保証が厚い方へ」
という流れになりやすくなります。
せっかく誠実な家づくりをしていても、ホームページ上で伝わっている情報が性能やスペックに偏っていると、お客様から見た違いが見えにくくなってしまいます。
すると、比較軸は自然と価格や条件に寄っていきます。
本当に目指したいのは、相見積もりの中で何とか勝つことではなく、
「この会社に相談したい」
「ここなら自分たちの暮らしをわかってくれそう」
と感じてもらえる状態をつくることです。
つまり、相見積もりで勝つ会社ではなく、
相見積もりをしなくても選ばれやすい会社になること。
そのために必要なのが、
です。
千葉県は、都心との距離感、自然環境、海や緑との近さなど、2拠点生活との相性が良いエリアです。
だからこそ、2拠点生活を望む層に対しては、単に「家を建てませんか」ではなく、
「千葉で、どんな時間を取り戻せるのか」
「どんな余白のある暮らしができるのか」
「平日と休日の過ごし方がどう変わるのか」
まで伝えることが重要になります。
たとえば、
こうした価値は、性能表や価格表だけでは伝わりません。
暮らしのイメージとして、言葉とビジュアルで届けることが必要です。
2拠点生活を希望するターゲット顧客へアプローチするために、千葉県の工務店様が見直したいWEB戦略は、大きく3つあります。
一度見ただけで問い合わせる方は多くありません。
何度も見返したくなる情報設計が必要です。
たとえば、
こうした情報が整理されていると、比較検討中のお客様が再訪しやすくなります。
「高断熱です」ではなく、
「冬の朝もつらくない」
「家の中の温度差が少なく、家族が快適に過ごせる」
「2拠点生活向きの間取り提案」なら、
「週末だけでも気持ちよく整う家」
「オンとオフを切り替えやすい住まい」
このように、会社が言いたいことを、お客様が欲しい価値に翻訳することが大切です。
会社概要や性能一覧だけでは、違いは見えにくいものです。
必要なのは、
こうした選ばれる理由の見える化です。
これからのWEB集客では、ただ情報量を増やすだけでは足りません。
比較されるための情報だけでは、他社との違いが見えづらくなります。
大切なのは、お客様の中に
「この会社、なんだか気になる」
「自分たちの暮らしに合いそう」
という印象を残せるかどうかです。
そのためには、性能や価格だけでなく、
その会社ならではの価値を、言葉と体験で丁寧に届けることが必要です。
もし最近、
そんな変化を感じているなら、まず見直したいのは広告費ではなく、
リピーターが増えるWEBの設計かもしれません。
注文住宅は、比較検討される商品です。
だからこそ、繰り返し見に来ていただける状態をつくることが、信頼の積み重ねにつながります。
そして、その信頼の土台になるのが、
自社の付加価値を言語化すること
伝える力を磨くこと
魅せる力を整えること
です。
千葉県で、2拠点生活を望むお客様に選ばれるために。
相見積もりの中で戦うのではなく、最初から「ここに相談したい」と思っていただける会社へ。
WEB戦略は、そのための大切な土台になります。

株式会社エムエーエス(ゼンリン東海)
関東圏担当 内田 博貴
地域密着型の住宅会社様に向けて、
集客だけでなく、会社の魅力をきちんと伝えていくための
WEBマーケティング支援を行っています。
住宅商品や性能を紹介するだけではなく、
その会社ならではの強みや世界観、
その先にあるお客様の暮らしまで見据えながら、
ホームページの企画・設計・改善をご提案しています。
また、発信づくりだけにとどまらず、
社内理解を深めるための新入社員研修や、
これからの価値を形にしていく新商品開発まで、
住宅会社様に寄り添いながら伴走しています。